カシマレイコ(別名カシマさん)は心霊都市伝説の一種である。
「顔に火傷をしている」または「体の一部のない」怨霊で、話を聞いた者の所に現れる。
火傷をしている原因は火事または硫酸であり、
四肢が欠損している原因は戦争または交通事故または鉄道自殺である。
欠損している体の一部には下半身、両手両足、両足、片足、片腕が確認されている。
主に「兵士」もしくは「女性」の姿をしており、応答、呪文、伝染のいずれかで追い払う事ができる。
応答ではカシマレイコの質問に正しく答える。質問の数は1つのこともあれば複数のこともある。
呪文では「“カシマさん”と三回唱える」または「“カは仮面のカ、シは死人のシ、マは魔物のマ”と唱える」。
伝染では誰かに自分の聞いたカシマレイコの話をする。人数は1人か3人か5人である場合が多い。
その際、数十分から数日以内という期限が設けられる。
なお、カシマレイコは「口裂け女の本名」とも「口裂け女の娘」とも言われているが、
これはカシマレイコと口裂け女の発生した年代が極めて近いために生じた混同だと思われる。
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