「カシマさん」の異名として「カヤマさん」というものが知られているが、
これはリカちゃん人形もしくは下山事件に関係していると推測されている。
リカちゃん人形の本名
1967年に発売されたリカちゃん人形は香山リカという。
リカちゃん人形は都市伝説と根深い関係があることから、
カヤマの“ヤ”がカシマの“シ”と入れ替わってしまったという筋書きである。
ちなみにリカちゃん人形の都市伝説には2つある。リカちゃん電話と3本足のリカちゃん人形それである。
下山事件の読み違え
下山事件の下山は“しもやま”と読むのが正しいが、“かやま”と読み違えてしまったという筋書きである。
下山事件は戦後最大の謎と言われる。
アメリカの占領下にあった1949年、初代国鉄総裁・下山貞則の轢死体が線路上で発見された。
当時下山総裁はGHQの方針に従い国鉄職員9万5千人を解雇する人員整理に着手しており、
労働組合との衝突に心労を募らせていた。
こうした事情から下山事件を巡っては自殺説と他殺説の双方が入り乱れることになったわけだが、
結局真相はお蔵入りとなった。
興味深い事に、遺体の首と両手足がもげており、
色白であったことから第一発見者に女性と見間違えられたという。
そして捜査中に刑事が青白い人魂を目撃するなどの幽霊騒動があったとも。
出所:矢田美喜雄『謀殺 下山事件』
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