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かしまさん研究本論【三代目カシマレイコ】

続・かしまさん研究序論 - 心霊都市伝説カシマレイコについて

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カシマレイコの眷属たち

カシマレイコとモチーフが類似している心霊都市伝説は数多い。以下に五十音順で列記する。

アケミさん


「(カシマさんと)似たようなハナシ」として名前を挙げられているが具体的な話は存在しない。

出所:『魔女の伝言板』P.124
 

足売りババア


大きな風呂敷を背負った老婆。子供に「足はいるか」と聞いてくる。
「いる」と答えると足を一本つけられ、「いらない」と答えると足を一本もぎ取られる。
 

アシオルカ


夜道でアシオルカに出会うと「足いるか?」と聞かれる。「いらない」と答えると両足を切断されてしまう。
逃げようとしても、ものすごい速さで追いかけられ絶対に逃げきれない。「いる」と答えれば助かる。

出所:『Urban Legends/噂と都市伝説』投稿

足取り美奈子さん


交通事故で死んだ少女の亡霊。夢の中に何度も現れて、「右足はいらないの?」と聞いてくる。
もし、「いらない」と答えてしまうと、翌日交通事故にあい右足を失う。
足取り美奈子さんと思われる存在が現れたが、
「これは私の足だからあげない!」と叫んだら消えてしまったという事例もある。

出所:『幻想住人録666』「足取り美奈子」

いるか島


「いるか島」という言葉を覚えていると、15歳を向かえた瞬間に電話がかかってきて、
電話をとった途端に身体がバラバラになって死ぬ

出所:木原浩勝『都市の穴』P.32
 

イルカノアシイル


13歳の誕生日にかかってくる電話。「イルカの足いる?」と聞いてくる。
「いる」と答えれば足を切られ、「いらない」と答えれば交通事故にあって死に、
電話を切ってしまうと何ものかに殺される。
助かる方法は不明。「いるか島」の類話か?

出所:TBS番組『USOジャパン』投稿

おかむろさん


「おかむろさん」という名前を聞くと、ちょうど半年後に「おかむろさん」が現れる。
ドアあるいは窓をノックしてくるが、「おかむろさん」と3回唱えると消える。
名前を唱えなかった場合にどうなるかは不明。
 

きじまさん


「両手両足がなく、全身包帯で、片方の目だけが見えている」という姿で現れる亡霊。
自分を轢き逃げした犯人を探しており、話を聞いた人のもとへ現れる。

大迫純一『あやかし通信』で一躍有名となるが、名前自体は関西ローカル怪談として以前から知られていた。

おそらく伝聞過程で「かしま」が「きじま」と誤って伝わったと思われる。

首取り地蔵


関西の伝承。仲の良い4人の若者が恐山へ旅行に出かけ、
途中の山道にあったお地蔵さんのお札をはがしてしまう。

その晩、札をはがした若者が「いらん、いらん」とうなされながら寝言をいい、
翌朝になると首から上が無くなって死んでいた。

あとで寺で聞いた話では、例のお地蔵さんの札をはがすと夢に老婆が現れ、「首いるか、首いるか」と聞いてくる。
この時、「いらない」と答えると、首を切られてしんでしまうのだという。

出所:渡辺節子/岩倉千春『夢で田中にふりむくな』P.148-149
 

田中さん



赤城山へのツーリングの途中にトンネルで行方不明になった「田中」という少年が、
「顔から肩から右半分がぐちゃぐちゃ」になった姿で夢の中に現れる。

「田中」は夢の中で後ろから「ポンポン」と肩を叩いてくるが、決して振り返ってはならない。
もし振り向くと事故にあい、顔がぐちゃぐちゃになって死ぬか、あるいは大怪我をしてしまう。

結婚式の前日に自動車事故で死んだ女性の亡霊。生前の苗字は「田中」で千葉県に住んでいたらしい。

この話を聞いてから3日以内に鏡をのぞくと、
鏡の中に血だらけのウエディングドレスを着て、顔の半分がぐちゃぐちゃにつぶれた田中さんが現れる。

田中さんは3つの質問をしてくるが、この問い全てに正確に答えないと田中さんに腕を引っ張られ、
どこか別の世界に連れ去られてしまうという。

出所:渡辺節子/岩倉千春『夢で田中にふりむくな』P13-18

テケテケ



上半身だけの人間。主に若い女、次いで老婆の事例が多い。
普通の人間と思わせておいて、急にその姿を現し驚かせる。

夜道や学校などであとをつけてくるもの、道路を高速で走り車を追い抜くものの3タイプが存在する。
つかまった場合、隠し持った鎌で下半身を切断され、テケテケの仲間にされてしまうとも言われている。

パタパタ、シャカシャカ、テクテク、コツコツ、肘子さん、肘かけ女、肘かけババア、コツコツババアなど別名多数。

ババサレ(婆去れ)


手に鎌を持つ、白髪を振り乱した老婆の妖怪。
この話を聞くと一週間以内にババサレが現れ、手にした鎌で首を刈られてしまう。
ただし、「ババサレ、ババサレ、ババサレ」と三度唱えれば消える。バーサレとも言われる。

バファーサル


真っ赤な目をし、血の混じったよだれを垂らす老婆。隠し持った鎌で子供を襲い首を刈る。
「バファーサル、バファーサル、バファーサル」と三度唱えることで追い払える。
おそらく「ババサレ」が伝聞過程で変形したもの。

出所:『Urban Legends/噂と都市伝説』投稿
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