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かしまさん研究本論【三代目カシマレイコ】

続・かしまさん研究序論 - 心霊都市伝説カシマレイコについて

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原型『きもちの悪いもの』

はっきりとした結論が出ているわけではないが、カシマレイコの原型は『きもちの悪いもの』である可能性が高い。
以下に初代・青山葵が伝え聞いたという『きもちの悪いもの』についての話を引用する。

青山氏は中学一年の時、友人から、戸口に現れる“きもちの悪いもの”の話を聞いたという。

雨の日の夜中に、玄関のドアを「トン、トン」と叩き来訪を告げる。
友人は「とにかくきもちの悪いもの」と説明し、その姿の詳しい描写はしなかった。

きもちの悪いものは、ドアを開けた人に尋ねる。

「足、いるかぁ」この質問に「いらない」と答えると、足を一本ちぎって持っていかれる。
「いる」と答えれば、余分な足が一本、体から生えてくる。

きもちの悪いものに「どこから来た?」と尋ねると、こんな答えをしてくる。

「かぁしぃまぁ……」

この話を聞いた人の元には、雨の日の夜に“きもちの悪いもの”がやってくる。

出所:松山ひろし『呪いの都市伝説カシマさんを追う』P.28

ちなみにこの怪談の中に登場する「足売り」の要素は独立した都市伝説として存在する。
どちらがとちらに影響を与えたのか、あるいは別々に発生したのか、この点については今のところ不明である。
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