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  <title type="text">かしまさん研究本論【三代目カシマレイコ】</title>
  <subtitle type="html">続・かしまさん研究序論 - 心霊都市伝説カシマレイコについて</subtitle>
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  <updated>2012-09-21T17:53:45+09:00</updated>
  <author><name>友達の友達</name></author>
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    <published>2012-09-29T18:23:25+09:00</published> 
    <updated>2012-09-29T18:23:25+09:00</updated> 
    <category term="カシマ包囲網ＢＢＳ" label="カシマ包囲網ＢＢＳ" />
    <title>カシマ包囲網ＢＢＳ</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[カシマレイコ研究のパイオニアサイト『Urban Legends/噂と都市伝説』は閉鎖されたが、<br />
ここに集積されたデータは二代目・松山ひろしの『現代奇談』に引き継がれた。<br />
<br />
そして『現代奇談』内のコンテンツ「カシマ包囲網」に投稿ＢＢＳを設置し、<br />
さらにカシマレイコに関する一般情報の集積に努めた。<br />
<br />
こうしてカシマ包囲網ＢＢＳは最大のデータベースを完成させたが、<br />
管理人・松山ひろしの失踪によりホームページごと消え去った。<br />
<br />
幸いオンラインの情報財産を保護するボランディア団体にサイトがコピーされていたため、<br />
そこからカシマ包囲網ＢＢＳに寄せられた投稿情報を引き出すことができた。<br />
<br />
しかし検索エンジンには表示されず、また再紛失する可能性もあることを考慮し、<br />
カシマ包囲網ＢＢＳのデータを『かしまさん研究本論【三代目カシマレイコ】』に移す。<br />
<br />
<h3>ＩＮＤＥＸ</h3><br />
<table width="100%"><tr><th>日付</th><th>概要</th></tr><tr><td></td><td></td></tr></table>]]> 
    </content>
    <author>
            <name>友達の友達</name>
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    <id>kashimareiko.blog.shinobi.jp://entry/12</id>
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    <published>2012-09-29T17:17:55+09:00</published> 
    <updated>2012-09-29T17:17:55+09:00</updated> 
    <category term="かしまさん研究本論" label="かしまさん研究本論" />
    <title>カシマレイコ関連年表</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[<table width="100%">
<tr><td>1943</td><td>鹿島様出征流言 佐藤健二『流言蜚語』P.3</td></tr><tr><td>1945/05</td><td>東京の山の手が激しい空襲を受けた際に、ある女性が爆弾により腰から下を吹き飛ばされた。ところが、それでも女性は死なず、しばらくの間上半身だけで這いずり回っていたという。</td></tr><tr><td>1966</td><td>「鹿島」という地名が出てくる怪談 松谷みよ子『現代民話考<３>』</td></tr><tr><td>1972/08</td><td>北海道札幌市でかしまさんの噂が発生したと報道される（かしまさんがメディアに登場した最古の事例）。『平凡パンチ 8月７・１４合併号』「拡がる化神魔サマの呪い」</td></tr><tr><td>1972/10</td><td>新潟県糸魚川の小学校でかしまさんパニック 『朝日新聞新潟版』「現代っ子『カシマ』にビクビク」</td></tr><tr><td>1972/12</td><td>火傷型カシマレイコの事例が紹介される。 村松定孝『わたしは幽霊を見た』</td></tr><tr><td>1975</td><td>カシマレイコの噂が東京の小中学生の間に広まり、新聞・ＴＶ等で扱われるほどの騒ぎに。</td></tr>
<tr><td>1975</td><td>空襲で片足を失った幽霊の話 石田泰照『子供が喜ぶ現代のこわい話』「一本足の幽霊」</td></tr><tr><td>1979</td><td>口裂け女の噂が全国に広まり、本名がカシマレイコと語られる。</td></tr><tr><td>1980</td><td>テケテケの噂が沖縄で発生したと推測される。</td></tr><tr><td>1991</td><td>きじまさん（かしまさんの類型）が登場する 大迫純一『あやかし通信』</td></tr><tr><td>1991</td><td>伝染する手足のない幽霊　恐怖体験セミナー『きもだめしランド 午前0時からの本』</td></tr><tr><td>1995</td><td>日本の現代伝説『魔女の伝言板』「足はどこ」「足はいるか」</td></tr><tr><td>1996</td><td>質問型カシマレイコの事例 原田宗典『いろはに困惑倶楽部』</td></tr><tr><td>1996</td><td>『Alpha-web こわい話』「鹿島さん」</td></tr><tr><td>1997</td><td>テレビゲーム『女神転生デビルサマナー ソウルハッカーズ』『古伝降霊術 百物語』にカシマレイコが登場</td></tr><tr><td>1997</td><td>久保孝夫『女子高生が語る不思議な話』</td></tr><tr><td>1998</td><td>映画に登場する霊能力者の名前に“鹿島玲子”が採用される 『新生トイレの花子さん』</td></tr><tr><td>1999</td><td>さっちゃんのチェーンメールが流行</td></tr><tr><td>1999</td><td>投票企画で鹿島さんが最も怖い話に選ばれ、ネット上に広まる 『Alpah-web こわい話』「サマースペシャル'99</td></tr><tr><td>2000</td><td>『Urban Legends/噂と都市伝説』「かしまさんアンケート」</td></tr><tr><td>2001</td><td>福澤徹三『怪の標本』</td></tr>
<tr><td>2001</td><td>右腕型かしまさん ＴＢＳ『ＵＳＯ！？ジャパン番組公式サイト』</td></tr><tr><td>2002</td><td>二代目・松山ひろしが『現代奇談』を立ち上げる</td></tr><tr><td>2003</td><td>『Urban Legends/噂と都市伝説』閉鎖（管理人おろちが失踪）</td></tr><tr><td>2005</td><td>『現代奇談』閉鎖（二代目・松山ひろしが失踪）</td></tr></table>]]> 
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            <name>友達の友達</name>
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    <id>kashimareiko.blog.shinobi.jp://entry/11</id>
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    <published>2012-09-29T14:01:52+09:00</published> 
    <updated>2012-09-29T14:01:52+09:00</updated> 
    <category term="かしまさん研究本論" label="かしまさん研究本論" />
    <title>カシマレイコの眷属たち</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[カシマレイコとモチーフが類似している心霊都市伝説は数多い。以下に五十音順で列記する。<br />
<br />
<h3>アケミさん</h3><br />
「（カシマさんと）似たようなハナシ」として名前を挙げられているが具体的な話は存在しない。<br />
<br />
出所：『魔女の伝言板』P.124<br />
　 <br />
<h3>足売りババア</h3><br />
大きな風呂敷を背負った老婆。子供に「足はいるか」と聞いてくる。<br />
「いる」と答えると足を一本つけられ、「いらない」と答えると足を一本もぎ取られる。<br />
　 <br />
<h3>アシオルカ</h3><br />
夜道でアシオルカに出会うと「足いるか？」と聞かれる。「いらない」と答えると両足を切断されてしまう。<br />
逃げようとしても、ものすごい速さで追いかけられ絶対に逃げきれない。「いる」と答えれば助かる。<br />
<br />
出所：『Urban Legends／噂と都市伝説』投稿<br />
<br />
<h3>足取り美奈子さん</h3><br />
交通事故で死んだ少女の亡霊。夢の中に何度も現れて、「右足はいらないの？」と聞いてくる。<br />
もし、「いらない」と答えてしまうと、翌日交通事故にあい右足を失う。<br />
足取り美奈子さんと思われる存在が現れたが、<br />
「これは私の足だからあげない！」と叫んだら消えてしまったという事例もある。<br />
<br />
出所：『幻想住人録666』「足取り美奈子」<br />
<br />
<h3>いるか島</h3> <br />
「いるか島」という言葉を覚えていると、15歳を向かえた瞬間に電話がかかってきて、<br />
電話をとった途端に身体がバラバラになって死ぬ<br />
<br />
出所：木原浩勝『都市の穴』P.32<br />
　 <br />
<h3>イルカノアシイル</h3><br />
13歳の誕生日にかかってくる電話。「イルカの足いる？」と聞いてくる。<br />
「いる」と答えれば足を切られ、「いらない」と答えれば交通事故にあって死に、<br />
電話を切ってしまうと何ものかに殺される。<br />
助かる方法は不明。「いるか島」の類話か？<br />
<br />
出所：ＴＢＳ番組『ＵＳＯジャパン』投稿<br />
<br />
<h3>おかむろさん</h3><br />
「おかむろさん」という名前を聞くと、ちょうど半年後に「おかむろさん」が現れる。<br />
ドアあるいは窓をノックしてくるが、「おかむろさん」と3回唱えると消える。<br />
名前を唱えなかった場合にどうなるかは不明。<br />
　 <br />
<h3>きじまさん</h3><br />
「両手両足がなく、全身包帯で、片方の目だけが見えている」という姿で現れる亡霊。<br />
自分を轢き逃げした犯人を探しており、話を聞いた人のもとへ現れる。<br />
<br />
大迫純一『あやかし通信』で一躍有名となるが、名前自体は関西ローカル怪談として以前から知られていた。<br />
<br />
おそらく伝聞過程で「かしま」が「きじま」と誤って伝わったと思われる。<br />
<br />
<h3>首取り地蔵</h3><br />
関西の伝承。仲の良い4人の若者が恐山へ旅行に出かけ、<br />
途中の山道にあったお地蔵さんのお札をはがしてしまう。<br />
<br />
その晩、札をはがした若者が「いらん、いらん」とうなされながら寝言をいい、<br />
翌朝になると首から上が無くなって死んでいた。<br />
<br />
あとで寺で聞いた話では、例のお地蔵さんの札をはがすと夢に老婆が現れ、「首いるか、首いるか」と聞いてくる。<br />
この時、「いらない」と答えると、首を切られてしんでしまうのだという。<br />
<br />
出所：渡辺節子／岩倉千春『夢で田中にふりむくな』P.148-149<br />
　 <br />
<h3>田中さん</h3><br />
<br />
赤城山へのツーリングの途中にトンネルで行方不明になった「田中」という少年が、<br />
「顔から肩から右半分がぐちゃぐちゃ」になった姿で夢の中に現れる。<br />
<br />
「田中」は夢の中で後ろから「ポンポン」と肩を叩いてくるが、決して振り返ってはならない。<br />
もし振り向くと事故にあい、顔がぐちゃぐちゃになって死ぬか、あるいは大怪我をしてしまう。<br />
<br />
結婚式の前日に自動車事故で死んだ女性の亡霊。生前の苗字は「田中」で千葉県に住んでいたらしい。<br />
<br />
この話を聞いてから３日以内に鏡をのぞくと、<br />
鏡の中に血だらけのウエディングドレスを着て、顔の半分がぐちゃぐちゃにつぶれた田中さんが現れる。<br />
<br />
田中さんは３つの質問をしてくるが、この問い全てに正確に答えないと田中さんに腕を引っ張られ、<br />
どこか別の世界に連れ去られてしまうという。<br />
<br />
出所：渡辺節子／岩倉千春『夢で田中にふりむくな』P13-18<br />
<br />
<h3>テケテケ</h3><br />
<br />
上半身だけの人間。主に若い女、次いで老婆の事例が多い。<br />
普通の人間と思わせておいて、急にその姿を現し驚かせる。<br />
<br />
夜道や学校などであとをつけてくるもの、道路を高速で走り車を追い抜くものの３タイプが存在する。<br />
つかまった場合、隠し持った鎌で下半身を切断され、テケテケの仲間にされてしまうとも言われている。<br />
<br />
パタパタ、シャカシャカ、テクテク、コツコツ、肘子さん、肘かけ女、肘かけババア、コツコツババアなど別名多数。<br />
<br />
<h3>ババサレ（婆去れ）</h3><br />
手に鎌を持つ、白髪を振り乱した老婆の妖怪。<br />
この話を聞くと一週間以内にババサレが現れ、手にした鎌で首を刈られてしまう。<br />
ただし、「ババサレ、ババサレ、ババサレ」と三度唱えれば消える。バーサレとも言われる。<br />
<br />
<h3>バファーサル</h3><br />
真っ赤な目をし、血の混じったよだれを垂らす老婆。隠し持った鎌で子供を襲い首を刈る。<br />
「バファーサル、バファーサル、バファーサル」と三度唱えることで追い払える。<br />
おそらく「ババサレ」が伝聞過程で変形したもの。<br />
<br />
出所：『Urban Legends／噂と都市伝説』投稿]]> 
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    <published>2012-09-29T13:29:49+09:00</published> 
    <updated>2012-09-29T13:29:49+09:00</updated> 
    <category term="かしまさん研究本論" label="かしまさん研究本論" />
    <title>異名カヤマさんの由来</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[「カシマさん」の異名として「カヤマさん」というものが知られているが、<br />
これはリカちゃん人形もしくは下山事件に関係していると推測されている。<br />
<br />
<h3>リカちゃん人形の本名</h3><br />
１９６７年に発売されたリカちゃん人形は香山リカという。<br />
<br />
リカちゃん人形は都市伝説と根深い関係があることから、<br />
カヤマの“ヤ”がカシマの“シ”と入れ替わってしまったという筋書きである。<br />
<br />
ちなみにリカちゃん人形の都市伝説には２つある。リカちゃん電話と３本足のリカちゃん人形それである。<br />
<br />
<h3>下山事件の読み違え</h3><br />
下山事件の下山は“しもやま”と読むのが正しいが、“かやま”と読み違えてしまったという筋書きである。<br />
<br />
下山事件は戦後最大の謎と言われる。<br />
<br />
アメリカの占領下にあった１９４９年、初代国鉄総裁・下山貞則の轢死体が線路上で発見された。<br />
当時下山総裁はＧＨＱの方針に従い国鉄職員９万５千人を解雇する人員整理に着手しており、<br />
労働組合との衝突に心労を募らせていた。<br />
<br />
こうした事情から下山事件を巡っては自殺説と他殺説の双方が入り乱れることになったわけだが、<br />
結局真相はお蔵入りとなった。<br />
<br />
興味深い事に、遺体の首と両手足がもげており、<br />
色白であったことから第一発見者に女性と見間違えられたという。<br />
<br />
そして捜査中に刑事が青白い人魂を目撃するなどの幽霊騒動があったとも。<br />
<br />
出所：矢田美喜雄『謀殺 下山事件』<br />
]]> 
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            <name>友達の友達</name>
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    <published>2012-09-29T11:25:39+09:00</published> 
    <updated>2012-09-29T11:25:39+09:00</updated> 
    <category term="かしまさん研究本論" label="かしまさん研究本論" />
    <title>千日デパートからの火傷型</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[１９７２年５月１３日深夜、大阪市南区の千日デパートで起きた火災はキャバレーのホステスと客を巻き込み、<br />
死者１１８名・負傷者８１名を出す大惨事となった。<br />
<br />
この国内史上最悪と言われるビル火災の後、大阪周辺ではタクシーの乗客が消えるという怪談が評判になった。<br />
<br />
鹿島というキーワードこそ出てこないが、火傷型カシマさんが盛隆したのはこの事件に関係している可能性がある。<br />
<br />
もしも千日デパートの大火災だけでは火傷をモチーフにした怪談は生まれなかったかもしれない。<br />
しかしこの時期はちょうど口裂け女の流行と重なっており、それが背景となったように見受けられる。<br />
<br />
口裂け女は整形の失敗で顔に傷を負ったことになっているが、<br />
この顔に傷を負う原因が整形から火傷にすり替わったのではないか？<br />
事実、火傷型カシマレイコの話の構造は口裂け女と類似する部分が目立つ。<br />
<br />
したがってまず口裂け女の融合型が派生し、<br />
そこからさらに火傷型が派生したと考えるのが妥当だろう。]]> 
    </content>
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    <published>2012-09-28T13:41:11+09:00</published> 
    <updated>2012-09-28T13:41:11+09:00</updated> 
    <category term="かしまさん研究本論" label="かしまさん研究本論" />
    <title>傷痍軍人からの兵士型</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[心霊都市伝説カシマレイコには女性の姿の他に兵士の姿をしたパターンが多数存在するが、<br />
この兵士型カシマさんの発端は傷痍軍人以外には考えられない。<br />
<br />
１９７０年代初頭、街の片隅で物乞いをする傷痍軍人（手足を損傷した軍人）が現れた。<br />
彼らは韓国籍ということで恩給が支給されなかったからである。<br />
その時の様子は大島渚監督の手がけた『忘れられた皇軍』という映画によって描かれている。<br />
<br />
元々兵隊と鹿島が結び付けられる傾向にあったことを考えると、<br />
手足のない傷痍軍人が当時大流行していた怪談に取り込まれるのも極めて自然な流れである。<br />
<br />
戦時中、鹿島信仰の篤い茨城県では水戸歩兵第二連隊を<br />
鹿島様と呼んでいたという記録が茨城県立歴史館常設展に残っている。<br />
<br />
このような事例は水戸歩兵第二連隊以外には記録されていないが、<br />
ただ記録に残っていないだけで他にもそう呼ばれていた部隊が数多くあったと推測される。<br />
<br />
カシマというフレーズを兵士の一般代名詞だと想定するなら、<br />
兵隊の鹿島様と怪談のカシマさんが共鳴するのも当然だと言えよう。<br />
<br />
しかも当時は元日本兵の帰還という事件と重なっていた。<br />
<br />
１９７２年２月２日、元日本兵・横井庄一がグアム島から帰国。<br />
同年、フィリピン・ルバング島で元日本兵・小野田寛朗を発見。こちらは１９７４年に帰国した。<br />
<br />
戦場に取り残された両名に共通するのは、終戦の事実を知らずに戦い続けていたことである。<br />
「もはや戦後ではない」と言われて久しい昨今、<br />
いまだ孤独な戦争をしていた元日本兵の存在に日本中が衝撃を受けた。<br />
<br />
帰国した横井庄一は「恥ずかしながら帰ってまいりました」と述べたが、<br />
この言葉は１９７２年の流行語になっている。<br />
<br />
こうした一連の出来事により、この１９７２年は戦争の記憶とそれに伴う兵士の姿を劇的に思い起こさせる年となった。<br />
<br />
戦争が過去の物となった日本において兵隊の怪談が流行するという不可思議な事態は、<br />
傷痍軍人の存在とそれを後押しする形になった元日本兵の存在によって説明がつくのではないだろうか？]]> 
    </content>
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            <name>友達の友達</name>
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    <published>2012-09-28T12:46:42+09:00</published> 
    <updated>2012-09-28T12:46:42+09:00</updated> 
    <category term="かしまさん研究本論" label="かしまさん研究本論" />
    <title>踏切事故伝説からの標準型</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[踏切事故伝説とは、電車に轢かれて胴体が真っ二つになりながらもしばらく生きていた女性の話である。<br />
<br />
この都市伝説の元となったのは東北本線赤羽駅付近で実際に起きた飛び込み自殺である。<br />
<br />
自殺を試みたうら若い女性は両足を切断されたが車輪に押しつぶされたために出血が止まった。<br />
<br />
幸か不幸かこのせいで死に切れず、意識も明瞭で駆けつけた車掌の問いかけにも答えている。<br />
<br />
結局その女性は病院に運び込まれた後に死亡するが、<br />
あまりにも衝撃的な事件であったので都市伝説化したものと思われる。<br />
<br />
当初は特に怖くない話だったが、これを発展させたバリエーションで恐ろしい変貌を遂げる。<br />
<br />
女性は真っ二つになりながらも生き絶えず、車掌に助けを求めて這いよる。<br />
恐怖に駆られた車掌は電柱によじ登って逃げるが、女性がその後を追ってくる。<br />
そして翌朝女性を背負った車掌の遺体が電柱の上で発見されるのである。<br />
<br />
これが踏切事故伝説のあらましであり、見てわかるようにこれだけで完成した話になっている。<br />
<br />
だが、ここに新しい要素（この話を聞いた者の所に現れる）が付け加わった事でさらに完成度を高めることになる。<br />
そしてこれこそが心霊都市伝説カシマレイコの標準型に他ならない。<br />
<br />
<h3>関連記事</h3><br />
・『東京朝日新聞』「係官に明瞭な答え両足切断の女線路自殺を図って」1935年5月31日]]> 
    </content>
    <author>
            <name>友達の友達</name>
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    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://kashimareiko.blog.shinobi.jp/%E3%81%8B%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%95%E3%82%93%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%9C%AC%E8%AB%96/%E5%8E%9F%E5%9E%8B%E3%80%8E%E3%81%8D%E3%82%82%E3%81%A1%E3%81%AE%E6%82%AA%E3%81%84%E3%82%82%E3%81%AE%E3%80%8F" />
    <published>2012-09-27T15:22:09+09:00</published> 
    <updated>2012-09-27T15:22:09+09:00</updated> 
    <category term="かしまさん研究本論" label="かしまさん研究本論" />
    <title>原型『きもちの悪いもの』</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[はっきりとした結論が出ているわけではないが、カシマレイコの原型は『きもちの悪いもの』である可能性が高い。<br />
以下に初代・青山葵が伝え聞いたという『きもちの悪いもの』についての話を引用する。<br />
<blockquote cite="urn:isbn:4-901226-85-1" title="松山ひろし『呪いの都市伝説カシマさんを追う』P.28"><br />
青山氏は中学一年の時、友人から、戸口に現れる“きもちの悪いもの”の話を聞いたという。<br />
<br />
雨の日の夜中に、玄関のドアを「トン、トン」と叩き来訪を告げる。<br />
友人は「とにかくきもちの悪いもの」と説明し、その姿の詳しい描写はしなかった。<br />
<br />
きもちの悪いものは、ドアを開けた人に尋ねる。<br />
<br />
「足、いるかぁ」この質問に「いらない」と答えると、足を一本ちぎって持っていかれる。<br />
「いる」と答えれば、余分な足が一本、体から生えてくる。<br />
<br />
きもちの悪いものに「どこから来た？」と尋ねると、こんな答えをしてくる。<br />
<br />
「かぁしぃまぁ……」<br />
<br />
この話を聞いた人の元には、雨の日の夜に“きもちの悪いもの”がやってくる。<br />
<br />
出所：松山ひろし『呪いの都市伝説カシマさんを追う』P.28<br />
</blockquote><br />
ちなみにこの怪談の中に登場する「足売り」の要素は独立した都市伝説として存在する。<br />
どちらがとちらに影響を与えたのか、あるいは別々に発生したのか、この点については今のところ不明である。<br />
]]> 
    </content>
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            <name>友達の友達</name>
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    <published>2012-09-27T14:37:54+09:00</published> 
    <updated>2012-09-27T14:37:54+09:00</updated> 
    <category term="かしまさん研究本論" label="かしまさん研究本論" />
    <title>かしまさん＝鹿島様</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[メディアは不明と報道しており先代・松山ひろしも決断には慎重な立場を取っていたが、<br />
「カシマ」という名前の由来は軍神・武甕槌（タケミカヅチ）で間違いないと思われる。<br />
<br />
軍神・武甕槌（タケミカヅチ）は紀元前６６０年に創建された茨城県の鹿島神宮に鎮座する。<br />
<br />
古来より勝利を祈願する全国の兵士達は鹿島神宮に参拝してから出征していた。<br />
神職によればその歴史は実に千年以上にのぼるという。<br />
<br />
しかし祈願も空しく日本は敗戦。「妖怪は神の零落した姿」<br />
という柳田国男（日本を代表する民俗学者）の言葉が想起される。<br />
<br />
原型「きもちの悪いもの」に登場する正体不明の妖怪は“かしま”から来たと自ら明かす。<br />
この“かしま”とは鹿島神宮であり、鹿島神宮から来たとすればそれは妖怪化した軍神ということになる。<br />
<br />
カシマレイコは当初「カシマさま」と呼ばれていたが、<br />
様付けで呼ばれていたのはまさに神を名指していたからではないか？<br />
興味深い事に軍神・武甕槌（タケミカヅチ）は地元の人々にこう呼ばれていた――鹿島様と。<br />
<br />
そして正体不明だった妖怪はいつしか手や足のない怨霊に取って代わった。<br />
足を奪いに来る理由として「失った足を探している」という明確なロジックが成り立つからである。<br />
<br />
「カシマさま」と呼ばれていたこの怨霊はやがて「カシマさん」と呼ばれるようになり、<br />
最後には「カシマレイコ」という呼び名が全国的に定着した。<br />
<br />
もはや「カシマ」から「鹿島」を連想する者はいない。<br />
だがその根底に「鹿島」が存在する事は事実であり、そして必然でもあったのだ。<br />
<br />
神社の中で特に格の高いものは神宮と呼ばれる。<br />
鹿島神宮は数少ない神宮のひとつとしてその高名を全国に轟かせていた。<br />
<br />
近世には毎年１月４日に神卜（神託）が行われ、<br />
それを「鹿島の事触れ」と称して各地に伝え歩いていたという。<br />
<br />
また、鹿島神宮の分社は全国各地に点在しており、<br />
その地には以下のように鹿島という地名が当てられている。<br />
<br />
・茨城県鹿嶋市【鹿島神宮】<br />
・佐賀県鹿島市<br />
・北海道夕張市鹿島区【鹿島炭鉱】<br />
・北海道伊達市鹿島町【旧・鹿島神社】<br />
・福島県相馬郡鹿島町<br />
・島根県八束郡鹿島町<br />
・宮城県亘理郡鹿島村【鹿島天足和気神社】<br />
<br />
これに「神社などの神聖なものが移転する際には怪談の類が生まれやすい」という風潮を合わせて考慮すれば、<br />
なるほど鹿島にちなむ怪談が生まれるのも至極当然の事だと思えてはこないだろうか？<br />
<br />
<h3>北海道夕張市鹿島区【鹿島炭鉱】</h3><br />
1929年に三菱大夕張炭鉱が開鉱されて繁栄。<br />
鹿島区から鹿島市に昇格するという話も出たが、石炭産業の斜陽化により、1973年の閉鉱に伴い衰退した。<br />
奇しくもこの時期は札幌市でカシマレイコの怪談が流行した時期と重なる。<br />
<br />
<h3>北海道伊達市鹿島町【旧・鹿島神社】</h3><br />
独眼竜伊達政宗の一族が開拓した伊達市には宮城県から鹿島神社が分社され鹿島町と命名された。<br />
<br />
鹿島神社は開拓民の守り神として篤く信仰されていたが、<br />
時は移り、交通の妨げとなったことから市内の末広町に移転された。<br />
<br />
奇遇なことに、この移転された年が「カシマさん元年」である1972年だった。<br />
<br />
鹿島神社は移転に伴って伊達神社と改名されたが、『伊達市史』によると、<br />
地元の住民は今でも親しみを込めて「鹿島さん」と呼んでいるという。<br />
<br />
]]> 
    </content>
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            <name>友達の友達</name>
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    <id>kashimareiko.blog.shinobi.jp://entry/4</id>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="https://kashimareiko.blog.shinobi.jp/%E3%81%8B%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%95%E3%82%93%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%9C%AC%E8%AB%96/%E3%82%AB%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%B3%E8%AA%95%E7%94%9F%E7%A7%98%E8%A9%B1" />
    <published>2012-09-25T14:53:54+09:00</published> 
    <updated>2012-09-25T14:53:54+09:00</updated> 
    <category term="かしまさん研究本論" label="かしまさん研究本論" />
    <title>カシマレイコ誕生秘話</title>
    <content mode="escaped" type="text/html" xml:lang="utf-8"> 
      <![CDATA[ある時ある所で二つの怪談が誕生した。<br />
<br />
ひとつは「話を聞いたら現れる霊」の怪談。もうひとつは「足を奪いに来る霊」の怪談。<br />
<br />
この二つは融合して「きもちの悪いもの」という怪談になった。<br />
そしていつしか「きもちの悪いもの」の出身地には鹿島信仰により「かしま」が与えられた。<br />
これが心霊都市伝説カシマレイコの原型である。<br />
<br />
「きもちの悪いもの」に「かしま」という名前が与えられたのは１９７２年・北海道札幌市においてである。<br />
当時札幌には片腕片足のない気持ちの悪い障害者がやって来たという噂が流れていた。<br />
この障害者が実在したかどうかは不明だが、この障害者は「カシマさま」と呼ばれていた。<br />
<br />
神話学によると四肢の欠損した姿は神の化身と見なされる。<br />
よってこの障害者には軍神・武甕槌（タケミカヅチ）＝鹿島様の名が意識的または無意識的に与えられたのだと思われる。<br />
<br />
そして片足で気持ちの悪い容姿とカシマというキーワードが「きもちの悪いもの」の怪談と結び付き、そこにスフィンクス（質問に正しく答えられないと殺される）および幸福の手紙（不幸の手紙の原型）の要素が付け加わって心霊都市伝説カシマレイコの初期形態が整った。<br />
<br />
「同じ事を３日以内に５人に伝える」という要素により、この心霊都市伝説は爆発的に広まった。<br />
発祥地だけでは収まりきらず、北海道を抜け出て新潟県糸魚川をパニックに陥れた。<br />
<br />
続いて東京都に連鎖し、この時、踏切事故伝説と融合して標準型が日の目を見た。<br />
そして噂は関東圏から関西圏に突入し、国内史上最悪の大火災が起きた千日デパートが元となって火傷型が盛隆。<br />
噂の勢いはその後も衰えないまま広島へと伝わり、今度は被爆の記憶と相まって原爆型が挽回。<br />
<br />
戦争系列に関しては、当時恩給の支給されない韓国籍の傷痍軍人（戦争で手足を失った軍人）が各地で物乞いをしていたため、これが兵士型、空襲型、手または目のないバージョンの契機になったと推定される。<br />
<br />
最終的に噂は沖縄県にまで到達して全国制覇したが、<br />
この過程において他の都市伝説と融合したバリエーションが続々と生み出される事になった。]]> 
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            <name>友達の友達</name>
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